太陽紫外線の種類
●太陽から届くさまざまな光
太陽は地球から1.5×10の8乗キロメートルも離れていますが、高温で燃えているために放射される光は約50秒で地球に届きます。
光は波のような性質と粒のような性質の二つの特性を持っています。
波の山から山、または谷から谷を波長と呼んでいます。
太陽光線のうち地球に届き、さらに地球を包んでいるオゾン層を突き抜けて地表まで届く光は、波長が短い紫外線(290ナノメートル~400ナノメートル)可視光線(400ナノメートル~760ナノメートル)と赤外線(760ナノメートル以上)です。
紫外線はさらに波長の違いから
紫外線A(320ナノメートル~400ナノメートル)、
紫外線B(290ナノメートル~320ナノメートル)に分けられます。
また、地表には届いていませんが、
波長200ナノメートル~290ナノメートルを紫外線Cと呼んでいます。
太陽紫外線は波長が短いものほど強力なエネルギーをもっているので、
紫外線Bは紫外線Aよりずっと強力な刺激を皮膚に与えることになります。
最も皮膚に悪影響をおよぼす紫外線Cは、オゾンがほとんど吸収するので
地表には届きませんが、エベレストの頂上くらい高くなると一部の紫外線Cが届いています。
近年、環境汚染によりオゾン層の破壊が進み、紫外線A,Bのみならず、Cの影響が心配されています。
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